温泉やスーパー銭湯など温浴施設の抱える問題点は実にさまざまです。設立38年、300件以上の実績とノウハウから、こう考えます。プラス計画設計事務所

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温浴事業について/温泉やスーパー銭湯など温浴施設の抱える問題点

◆温浴施設の抱える問題点

温浴施設運営にはさまざまな落とし穴がひそんでいます。

燃料(価格など)が今後どのように推移するか分からないこと。
環境対策が確実に強化されていくこと。
燃料とも関連するのですが井戸、温泉掘削の制限や揚水制限、排水規制の強化、
税制の変化など多様にしかし確実に変化していくと思われます。
他業態でも同様かもしれませんが温浴にとってはそれらがより大きい意味をもちます。

私たちは安全で衛生的な運転が可能な温浴施設づくりがいかに難しいかよく知っています。
一例ですが浴槽などの水漏れがひどく、エネルギーコストの無駄遣いになってしまったり、
施設そのものが使いものにならなくなってしまう…というケースもあるのです。
しかし多くの温浴施設が、このようなあってはならないことで悩んでいるのが現実です。



また目に見えないところで少しずつ漏れているところも多くあります。
漏れてしまえば経費削減どころではなくなり且つ衛生的とは言いにくいものになっていきます。
そしてなにより工事完成後の修復が難しいことも、このことを複雑にしています。

温浴施設づくりには、設備熱源器をはじめとするエネルギーのこと、浴槽やサウナなどさまざまな設備のこと、
そして、快適に過ごして頂ける建物全体のこと、すべてをトータルで考える必要があります。
ここの連携がとれていないと、水漏れなどだけでなく思わぬエネルギーのムダを招く恐れがあるのです。
当社では、これらすべてを1つの流れとしてトータルで計画・設計することで施設全体のトータルバランスをとり、
完成後のリスクを最大限に おさえた温浴施設をご提案いたします。