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浴場事業について/流行る“風呂”〜温泉
◆温泉

“温泉”には不思議な集客力があります。

温泉利用型の日帰り施設は単にスーパー銭湯と比べて数は少ないものの 頑張っているように思います。
そのためか、先のスーパー銭湯でも温泉利用施設が増えています。
ただ、投資効率を考え温泉掘削しない施設が多く、それが入浴効果や温泉効能、癒しといったものがイコールスーパー銭湯でないことの宿命かもしれません。

温泉の中でも、露天風呂、 さらに温泉の豊富さをアピールする広大な露天風呂はベストだといえます。

露天風呂は風呂と開放感の関係の中で最も重要な役割を持っているといえるでしょう。
雲の動きが見え、星空が見える、もっと言えば海や山や川を見ながら 湯に浸かって手足を延ばすことは究極の“開放”かもしれません。
さらに、囲いとして塀や植栽、雨風や直射日光を遮るための上屋、東屋、軒庇などを施した空間は 今やほとんどなくなってしまった日本住居の伝統的姿とも言え、 現代の日本人が持つ“和”のイメージに合った懐古的非日常空間として人気があるのでしょう。

成功している温浴施設の傾向としては
清潔であるのは当然のこととして低価格であること、 温泉イメージや 非日常空間としてのイメージ作りができていて高級感とゆったり感があること、ただし適度な混雑も必要なのです。

市場の変化に伴い、新設される温浴施設も、当然変化するし、
既存施設のリニューアルや設備更改に対応することが中心になってくるかもしれません。
ともあれ、日本人の風呂好きは止むことはないでしょうし、そういった意味では 温浴施設は立地条件さえ満たせば、
長期に渡って安定した収益があげられるビジネスだといえます。
時代時代に合った“風呂”の形を読み取って変化していくことが最重要課題だといえるのではないでしょうか。


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