依然、人気の温浴施設“温泉”、日帰り温泉を含め、温泉の設備やサービスとは、その人気の秘密を考えます プラス計画設計事務所

  • コラム 風呂あれこれPart2
  • コラム 風呂あれこれPart1
温浴事業について/温浴施設の流行と温泉

◆温浴施設の流行と温泉

温浴施設の計画で温泉を掘削するか否かがよく議論になります。

しかしその前に真水の水源がなければ温浴施設運営は基本的に出来ないのです。
井戸を掘削できない規制のある地域であるとか、汲み上げ量に制限があるとかです。
或いは掘削可能でも使えないような悪い水の場合もあります。

そして使った水は捨てなければいけません。
排水が安価に出来るかどうかが大きなウエイトを占めます。

魅力的な温泉は宝物でしょう。
泉質や温度、量が豊富などの魅力を備えるものがそうです。

ただし逆のことも言えます。泉質が悪く温度が無く少量という事もあります。
大量の温泉を下水道に排水して料金を支払うのももったいないし、どんどん汲み上げないと泉温も出ないことも多いのです。

源泉掛流しということばが軽々しく言われますが新規掘削をして本当に掛流し運転を実施しようとすれば莫大なランニングコストをかけるか、ごくまれな優秀な適温の大量の温泉を掘削するしかありません。

このように、ひとことに「温泉施設の運営」といっても課題が多くあります。
また、立地条件・地域性なども考慮して施設の規模や方向性、エネルギー設備の導入なども検討しなければいけません。
私たちプラス計画設計事務所は、数多くの実績からお客様の条件にあったご提案ができます。
まずはお気軽にご相談ください。